めまい、ふらつきは自律神経失調症の中でも多い症状です。

 

症状はあるが異常はない

お医者さんが言っているのは「目や脳に重大な病気がない」という事です。

目や脳などに病気がなければ治療法がないからです。

症状はあるけどどこも悪くない、これらを不定愁訴といいます。

 

病院での検査で異常が見つからないのはこのためです。

 

めまいの種類

大きく分けて2種類があります。

1、足に接地感のない『ふわふわするめまい』

2、周りが回る『ぐるぐる回るめまい』

どちらも自律神経症状です。

 

『ふわふわするめまい』

一番の原因は過度のストレスです。

ストレスと聞くと人間関係など精神的ストレス思うでしょうが、決して精神的なだけではありません。

 

ストレスの種類はその人それぞれで、(構造的、科学的、環境的、精神的)ストレスなどがあります。

 

大切なのはその人の原因のストレスを探し、ストレスを減らす、減ったストレスは増やさないことです。

 

『ぐるぐる回るめまい』

ぐるぐる回るめまいの代表格はメニエール氏病です。

また耳鳴り、難聴も併発することが多くあります。

 

耳の奥に内耳(蝸牛、前庭、三半規管)があり、リンパ液が過剰に溜まることによって発症すると考えられています。  

何故、過剰に溜まるのかは分かっていません。

 

ぐるぐる回るめまいもストレスが影響し、自律神経の乱れが原因と私は考えています。

内臓疲労、脳疲労が起こり脳への血流が悪くなってしまいます。  

 

なにが原因なのでしょう?

自律神経のバランスが崩れてしまったことが関係していることが多いのですが、自律神経バランスは勝手に崩れたりはしません。

 

身体が何かのストレスが溜め過ぎていることが多いようです。

身体に影響を及ぼす、深層的問題のストレスは大きく分けて4種類あります。

 

一例として、構造的ストレスです。

スマホなどで下向きばかりになっていると、頸椎や顎関節の歪みであったり、頭蓋骨の固着が原因だったりします。

 

その他、科学的、環境的、精神的ストレスの詳しくはこちら

 

スマホやパソコンなどの光を発する画面を見続けると脳疲労が起こり、脳への血流が悪くなってしまいます。

 

また、平衡覚を司る、内耳に存在する三半規管などの機能的問題がある場合があります。 

これが自律神経失調となって症状としてめまいが起こります。

 

表層的問題として視覚、聴覚、平衡覚、皮膚覚の感覚異常による体循環の血流悪化や脳循環低下による脳疲労による機能低下です。

 

深層的問題として構造的、科学的、環境的、精神的など、様々なストレスが原因となります。

 

常時、身体がストレスを受け続けていると、交感神経過剰の状態が続き、自律神経バランスが崩れていきます。

 

交感神経過剰状態では動脈緊張、脳への血流が低下、感覚異常、これらにより、めまいの症状が出ます。

交感神経、副交感神経がバランスよく働けなくなってしまうためです。

 

自律神経が原因のめまいは、症状器官の病気ではなく、外環境に適応できない状態が機能の問題となります。

 

構造的、科学的、環境的、精神的ストレスの種類によって変わってきますが、構造的問題であれば頸椎、顎関節、頭蓋骨などの矯正が必要です。

 

科学的ストレスであった場合、ストレス物質である遅発型アレルギー物質を検出し除去することが必要です。

 

感情的ストレスの場合、感情の抑圧を解放の仕方をアドバイスしますので、ぜひ感情の抑圧を解放してあげてください。

 

☆ご注意☆

※めまいの中には貧血や脳の病気などもありますので、病院の検査も受けて下さい。

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松本 直樹(まつもと なおき)交通事故・ムチ打ち治療を得意とする柔道整復師
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